病室を巡回する「光の宅急便」

学生が成人病棟の各病室を巡回して、短い映像を投影しながら朗読をするというパフォーマンスの取り組みをしました。

移動式のカートに、プロジェクターとビデオ再生機を搭載し、七夕にちなんだ手書きのアニメーションを上映して作者自らがナレーションをしました。

実際にやってみると、とても好評で、患者さんは学生に対してよく話しかけてくれます。そのため一つの部屋の滞在時間が何十分にも及ぶ様子がありました。「ただ映像を流す取り組み」ではなくて「コミュニケーションのきっかけとして映像を流している」ということが発見でした。

ヘルスケアアートの種類

  • 映像作品
  • デジタルアート
  • アニメーション

施設名

筑波大学附属病院

施設内の設置・実施場所

成人病棟の各病室

設置・実施年

2013年頃

関係団体・個人とその役割

アート&デザインプロジェクト Art & Design Project for Well-being

筑波大学附属病院では、筑波大学芸術系の教職員や学生と協力しながら、アート、デザインによる療養環境改善の取り組みを2002年から行っています。これまでの活動は、NPO法人チア・アートHPにまとまっています。筑波大学附属病院での取り組み(NPO法人チア・アート)

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連続講座 第3回「芸術系大学と大学病院が協同したデジタルアート」
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事例投稿 村上史明