心躍るコンテンポラリーダンス

高齢者の医療福祉施設である名古屋市厚生院を対象に、ヘルスケアアートに関心をもつ一般の方々とともに、アート活動をおこないました。例年講堂で開催されている「ひな祭り」の催しに合わせて、入所者の方により楽しんでもらえるアートができないか検討しました。

はじめは入所者の方の参加型アートを想定していましたが、施設を見学すると利用者さんの介護の必要な度合が高かったことから、「五感を刺激するハレの日アート」をテーマに具体化。当日はフラワーアーティストによる花の装飾や、アロマ、春をテーマにしたコンテンポラリーダンスの鑑賞などを行い、100名を超える入所者とスタッフさんに楽しんでもらうことができました。

コンテンポラリーダンス公演(ダンサー:池端美紀さん)は目玉企画で、あらかじめ厚生院さんからうかがっていた当日の状況からダンスは5分程度の作品にし、各フロアの方が訪れる45分のあいだに間をあけて二度公演する、音楽と振り付けは同じものにすることを決めていました。

ダンスの内容は、特定のジャンルに当てはめにくい、様々な抽象的な動きがある、不思議とも懐かしいとも神秘的とも形容できるような、まさにコンテンポラリーダンスというものでした。公演のあとに入所者さんと交流すると、「子どもの頃を思い出した」「私も踊りたくなった」「どこの国の踊りなの?」「すてきねえ」などという会話が弾んでいました。ダンサーさんと入所者さんがダンスを介してコミュニケーションを成立させている様子が見て取れたのはアートの力を感じる瞬間でした。

このイベントではアンケートによる評価を受けています。詳しくは関連URLから参照ください。

ヘルスケアアートの種類

  • イベント
  • 体験
  • パフォーミングアート

施設名

名古屋市厚生院

施設内の設置・実施場所

講堂(イベントスペース)

設置・実施年

2019年

関係団体・個人とその役割

主催: なごやヘルスケア・アートマネジメント推進プロジェクト
企画・実施: 受講生の皆さん

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ワークショップ2018 レポート
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