病院の外の世界、とくに自然を院内に持ちこむことは、ウェルビーイングにとって重要です。
デジタルアートであれば、患者さんが自分の好きな花をバーチャルに飾ることができます。そのデジタル植物は、病院の周辺の気象(風速や時間帯など)で揺らいだり、光の加減が変わるなど、見え方を変化させています。こうしたAI(Artificial Intelligence)を活用したテクノロジーのアートを開発中です。
本物の植物で物理的な庭を作り、患者さんやご家族やスタッフが訪れることのできる場所も作っていますが、英国では感染症対策のルールで臨床エリアに植物を持ちこむことはできません。このデジタル植物は、お見舞いに持ってくる花の代わりであり、外の世界を感じられる装置でもあります。
ヘルスケアアートの種類
- デジタルアート
- 映像作品
- AI
- VR
施設名
チェルシー・ウェストミンスター病院 Chelsea and Westminster Hospital(イギリス、ロンドン)
施設内の設置・実施場所
病室など
設置・実施年
2023年現在開発中
関係団体・個人とその役割
アート企画:CW+
アートディレクター:トリスタン・ホーキンス Trystan Hawkins
なごやヘルスケアアート・マネジメント事業
連続講座 第4回「イギリスのヘルスケア分野のデジタルアート」
https://healthcare-art.net/news/event/entry-265.html
事例投稿 CW+