震災を想定したしつらえの工夫

「音楽のある街、高崎」にちなんで名づけられた「シンフォニー」という名の特別養護老人ホームの開設に向けて、施設長・副施設長・スタッフとともに作り上げたアートワークの事例です。

地域を象徴する工芸品や、ご利用者様が慣れ親しんだ生活用品、小物など(高崎のだるま・手ぬぐい・鍋敷き等)を使うことによって、ご利用者様の認知機能の向上する空間をめざしました。またご入居者様にとって住み心地のよい場所であることはもちろんですが、働くスタッフにとっても愛着のわく、元気になれる空間であることをめざしました。

室名札は、地震や水害といった災害を経験した際に、安否確認に苦労したという運営法人のご意見を踏まえて、安否確認がしやすいしつらえを施しています。

ヘルスケアアートの種類

  • インテリアコーディネート
  • 空間装飾
  • 災害時の工夫

施設名

社会福祉法人 苗場福祉会 特別養護老人ホーム シンフォニー(群馬県高崎市)

施設内の設置・実施場所

個室入口

設置・実施年

2021年

関係団体・個人とその役割

特別養護老人ホーム シンフォニー
パラマウントベッド株式会社

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特別養護老人ホーム シンフォニー 施設概要https://naebafukushikai.com/facilities/facility/26059

高齢者のヘルスケアアート事例紹介WS 第2回開催
https://healthcare-art.net/news/event/entry-227.html

事例投稿 パラマウントベッド 松村陽子