その人らしさを取り戻す「ハートフェス」

近畿大学の学生サークル「HART」のメンバーが中心になって患者さんのために夏フェスやクリスマスフェスをやらせていただいてます。さまざまな文化活動、文化クラブが合唱をやったりしています。

写真は以前実施したバレンタインワークショップの様子です。
患者さんにとって病院での生活は、常に規則に従って進んでいます。入院するまではそれぞれ個性的な人生を送っている患者さんが、入院したとたん患者リストバンドをつけられてしまう。医療ミスを防ぐ為には仕方がないことだと思いますが、あの瞬間から、患者番号で管理されてしまう。そこにアートが入り込む余地があると思います。病院に人間の個性というか人間らしさを持ち込むのにアートはすごく有効な手段だと思います。

こういうふうなワークショップをしますと、急にみなさん個人的なことをおっしゃいます。私はピンク色が好きとか、かわいい孫にプレゼントしますとか、本当に些細なことなんですけれど、この時間と空間があることによって一瞬でも患者という役割から離れられ、そのことがホスピタルアートの意義だと思ってます。

ヘルスケアアートの種類

  • フェス、イベント
  • ワークショップ
  • 参加型、体験型

施設名

近畿大学病院

関係団体

HART (近畿大学の学生によるホスピタルアートを実践するサークル)

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美術家、近畿大学文芸学部文化デザイン学科教授、NPO法人アーツプロジェクト 副理事長
森口 ゆたか
https://healthcare-art.net/symposium/moriguchi2018.html

事例紹介 森口ゆたか