こどもクリニックの建て替え時にアートを導入した事例。
北欧のデザインが好きだという先生の要望を受け、北欧をイメージした森や動物などをモチーフとしました。壁や扉一面に彩色するなどメリハリのある色の使い方をしつつ、シンプルな線とやさしい色合いのおかげで、さわやかで落ち着いた雰囲気に仕上がりました。あちこちにいる動物や草木はそれらを見つける子どもたちの遊び心を誘うとともに、子どもたちを見守り、励ましているようでもあります。
開院後、先生から「待合が落ち着いていて、とても静かなのです。以前の建物のときは、子どもが走り回ることがよくあったのですが」というお話を聞き、空間の持つ力を改めて考えさせられました。
ヘルスケアアートの種類
- 壁面装飾
- 建具装飾
- サイン計画
- ロゴデザイン
施設名
余語こどもクリニック
施設内の設置・実施場所
待合室、診察室
設置・実施年
2011年
関係団体・個人とその役割
アート企画・制作:名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室(鈴木賢一、学生)
関連ページ
余語こどもクリニック 院内風景
https://yogo-kodomo-clinic.jp/clinic/
なごやヘルスケアアート・マネジメント事業「子どもにやさしい療養環境」
https://healthcare-art.net/case/booklet2018.html
事例紹介 名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室