『もんぱちのだいぼうけん』ハードカバー(2012年2月)非売品
名古屋第二赤十字病院の小児外来のホスピタルアートを絵本にしたもの。改修に合わせて小児外来にアートを取り入れることになり、看護師さんから動物が登場するストーリーを提案されました。お猿のもんぱちが種を見つけ、それを動物たちが育てていく物語。待合室の壁面などにもんぱちの絵を描いています。
名古屋第二赤十字病院のスタッフの熱意と芸工学生のデザインがかみ合った成果で、3Dの空間に、4次元目の絵本が加わり、空間と物語が一体となったオリジナルな療養環境が完成しました。
以下は、最後のページに掲載したメッセージ
外来にくるみんなが、治療や検査にがんばってもらえるように、すこしでも楽しめるような空間にしたいという想いでつくりました。このもんぱちのストーリーは、「みんなでがんばってのりこえれば、きっといつか花が咲くよ。花が咲いたあとも、種になって、また花が咲く。ずっとずっといのちは続いていくんだよ。」というみんなの想いがこめられています。
ヘルスケアアートの種類
- 絵本
- キャラクターデザイン
施設名
名古屋第二赤十字病院
施設内の設置・実施場所
小児外来
設置・実施年
壁面装飾…2011年
絵本発行…2012年
関係団体・個人とその役割
絵・文:佐高杏美、伊藤里紗
キャラクターデザイン:遠藤愛、森咲耶子
監修:鈴木賢一(名古屋市立大学 芸術工学部 教授)
発行:名古屋第二赤十字病院
関連ページ
なごやヘルスケアアート・マネジメント事業
ブックレット01「子どもにやさしい療養環境」
https://healthcare-art.net/case/booklet2018.html
事例掲載 名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室