各フロアのゾーンごとに異なるネーミングとカラーを設定

豊かな自然に囲まれた環境にある高齢者福祉施設におけるヘルスケアアート。各階ごとに異なるカラーリングを計画し、フロア内も3ゾーンに分けて、異なるネーミングとカラーを指定しました。これによって、入居者さんやご家族、職員も、現場認識しやすくなっています。

3ゾーンの色は、花鳥風月というコンセプトから日本の伝統色を使い、山吹色、撫子色、若草色と分けて設定しました。日本の四季折々の自然の色彩を採り入れて表現した配色は、平安時代から受け継がれているもので、施設で過ごされる方々の心に寄り添い、穏やかな空気感を醸し出そうと考えました。

施工は、入居者の方や施設の職員、イラストレーター、長岡造形大学の学生さんなど、さまざまな方と一緒に作り上げました。

ヘルスケアアートの種類

  • カラーコーディネート
  • 空間装飾
  • インテリアコーディネート

施設名

介護医療院 長岡保養園すま居る

施設内の設置・実施場所

各フロア内

設置・実施年

2021年

関係団体・個人とその役割

イラスト:馬場千愛
AD:山本拓志
イラストレーター:米山貴訓
アートアクション:長岡造形大学学生・ネオススタッフ・介護医療院の皆様・入居者の方々とそのご家族
監修:室野愛子
PL:村上敦子・村上愛
株式会社ネオス

関連ページ
高齢者のヘルスケアアート事例紹介WS 第2回開催
https://healthcare-art.net/news/event/entry-227.html

事例投稿 株式会社ネオス 村上敦子