人が行き交う街のような空間(子どものための病院設計)

スウェーデンやアメリカなど小児医療の先進国を参考にし、子どもの健康を真剣に考える各分野の専門家が集まり意見交換をしながら形になったあいち小児保健医療総合センター。

天井から明るい光が差し込むエントランスの吹き抜け空間(アトリウム)には、街並みを連想させる大通りのような空間がある。三角屋根の建物は、医療情報を提供したり電話ボックスを設置したりする空間として利用される。家具も少し色目のあるものを入れ、にぎやかな街のようになった。

施設全体で、キッズデザイン賞などの多数の受賞歴がある。

ヘルスケアアートの種類

  • 壁面装飾
  • 天井装飾
  • 設備、什器装飾
  • カラーデザイン
  • インテリアデザイン
  • サイン計画

施設名

あいち小児保健医療総合センター(2001年1期開業)

施設内の設置・実施場所

アトリウム(病院全体)

設置・実施年

2001年

関係団体・個人とその役割

アート企画:
子どもの療養環境研究会+安井建築設計事務所によるアート&インテリアワーキング(小児科医、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、保健所所長、画廊、クラフト作家、壁面装飾作家、サインメーカー、モニュメントメーカー、名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室、安井建築設計事務所)、

アート制作:
井上雅章(株式会社十條)、山川マサミ(クラフト作家)、坂戸尚子、株式会社フロムトゥ、安井建築設計事務所

設計・監理:
株式会社 安井建築設計事務所

関係先URL
安井建築設計事務所 作品紹介「まちづくりへと発展した、病院づくり」
https://www.yasui-archi.co.jp/factbook/design03.html
あいち小児保健医療総合センターHP アチェメックの森
https://www.achmc.pref.aichi.jp/forest/

事例投稿 名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室