生花の効果を取り入れた高齢者のためのワークショップ

高齢者福祉施設で実施している、フラワーセラピストによる、フラワーアレンジのワークショップ。

参加する入所者さんには、決められたデザインや見本を用意することなく、好みの色や形の生花を、心のおもむくままにアレンジしてもらいます。生花の色彩・香り・花姿などが心身に与える効果を感じてもらえるよう、進行を工夫したり声をかけたりしています。具体的には、必ず下見や事前相談をする、対話をするときには目線の高さを同じにする、自己肯定感を高められるような声かけをする、手を貸し過ぎない、などの配慮をしています。

花にまつわる思い出話など、作品づくりの過程ではさまざまな対話があり、フラワーアレンジをしながらも、豊かなコミュニケーションの場となって、多くの入所者さんの表情や行動に変化が見られます。

関連事例:「フラワーアレンジを活用した認知症予防教室」「季節行事のフラワーアレンジ

ヘルスケアアートの種類

  • 参加型
  • ワークショップ
  • 体験
  • イベント(教室)

施設名

社会福祉法人悠 特別養護老人ホーム 結の郷 など

施設内の設置・実施場所

共有スペース、食堂、集会室など

設置・実施年

2002年〜(結の郷では2018年〜)

関係団体・個人とその役割

coco+ (ココプラス)
施設スタッフの皆さん

関連ページ

coco+ (ココプラス)
花の創造活動「フラワーセラピー」
https://lit.link/coconiplus

高齢者のヘルスケアアート事例紹介WS 第3回開催
https://healthcare-art.net/news/event/entry-233.html

事例紹介 山﨑智子