スウェーデンやアメリカなど小児医療の先進国を参考にし、子どもの健康を真剣に考える各分野の専門家が集まり意見交換をしながら形になったあいち小児保健医療総合センター。
病院周辺には雑木林があり、それを連想させる「ドングリ君とマロンちゃんの自然物語」を建物全体のストーリーとして、デザインプロジェクトを展開している。地下1階から地上3階までの各階のイメージを「大地」や「森」などと設定し、インテリアの色彩やサイン計画においても反映させている。写真は、森の大きな木から物語が始まることを表現した作品。
親が安心すれば子どもも落ち着くこと、0~18歳が対象であることから、子どもっぽいキャラクターはさけて大人の鑑賞にたえる内容になるよう心がけている。
ヘルスケアアートの種類
- 壁面装飾
- 天井装飾
- キャラクターデザイン
施設名
あいち小児保健医療総合センター(2001年1期開業)
施設内の設置・実施場所
小児科
設置・実施年
2001年
関係団体・個人とその役割
アート企画:
子どもの療養環境研究会+安井建築設計事務所によるアート&インテリアワーキング(小児科医、チャイルド・ライフ・スペシャリスト、保健所所長、画廊、クラフト作家、壁面装飾作家、サインメーカー、モニュメントメーカー、名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室、安井建築設計事務所)
アート制作:
井上雅章(株式会社十條)
設計・監理:
株式会社安井建築設計事務所
関係先URL
https://www.achmc.pref.aichi.jp/forest/
あいち小児保健医療総合センターHP アチェメックの森
事例投稿 名古屋市立大学芸術工学部鈴木研究室