脳性麻痺を抱えた中学生とのダンスプロジェクト

脳性麻痺で車椅子生活をしている中学生の男の子のプロジェクト。

ダンスが大好きだけど自由に踊るのは難しいという男の子が、ゲームコントローラーを用いて、憧れのダンサーとダンスプロジェクトを繰り広げています。しくみとしては、画像右側のダンサーの影のデータを取ってきて、男の子が腕を振ると、影が切り替わり、一緒にダンスバトルができるようなものです。

病院ではない事例ですが、医療福祉施設にこうしたデジタルアートによる「魔法」のような体験を届けたいと思っています。

例えば寝たきりの人がいて、旅や踊りなど、自分で叶えたい夢があるときに、テクノロジーでサポートして体験してもらうことで、目標を持つきっかけにできるのではないか。これが最初のモチベーションでした。デジタルアートによって、どんな人でも自由に夢を描けるようになれば嬉しいです。

ヘルスケアアートの種類

  • デジタルアート
  • インタラクションアート

施設名

施設内の設置・実施場所

設置・実施年

2015年

関係団体・個人とその役割

吉岡 純希 (NODE MEDICAL 代表 / 看護師 / デザインエンジニア)

関連ページ
2020ヘルスケア・アートマネジメント連続講座 キックオフ講座
「患者・家族のケアに寄り添うデジタルアート」
https://healthcare-art.net/case/yoshioka2020.html

事例投稿 吉岡 純希