ホスピタルアートでは人と人とのかかわり、やりとりが大事ですが、時としてそれができないことはあります。そんなときにAIを搭載したコンパニオンロボットが解決策として役立っています。
日本のロボット「パロ」は、子どもや高齢者とのやりとりでとても有益です。このようなすでにあるものを取り入れることは、時間やお金の節約になります。
パロ
産総研が開発した高度なアザラシ型ロボット。パロには触覚、光、聴覚、温度、姿勢の5種類のセンサーがあり、人や周囲の環境を感知します。人とのふれあいの中で、パロはまるで生きているかのように反応し、頭や足を動かしたり、本物のあざらしの赤ちゃんの声を真似たような音を出したり、ユーザーの好みの行動を示したりします。日本の医療・福祉施設のほか、世界の医療施設や研究機関でパロのロボット・セラピーの研究を実施し、非常に良好な結果が得られています。
パロについて 詳しくは「産総研」HPへ
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20040917_2/pr20040917_2.html
ヘルスケアアートの種類
- ロボット
- AI
施設名
チェルシー・ウェストミンスター病院 Chelsea and Westminster Hospital(イギリス、ロンドン)ほか
施設内の設置・実施場所
病室など
設置・実施年
2004年から商品化
CW+の導入は2019年頃より
関係団体・個人とその役割
なごやヘルスケアアート・マネジメント事業
連続講座 第4回「イギリスのヘルスケア分野のデジタルアート」
https://healthcare-art.net/news/event/entry-265.html
事例投稿 CW+